そんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- 自己紹介が面接の中でどんな役割を果たすかがわかります
- 自己紹介のポイントがわかります
本記事の信頼性
実際僕も経理の転職経験者です。
また、採用側として面接官の立場も何度も経験しています。
本記事では、経理経験17年、転職者側・採用者側の両方を経験し、事業会社経理を知り尽くした僕が経理の転職面接での「自己紹介」に特化してまとめました。
ただでさえ緊張する面接。事前にどんな意図で聞かれるのか知っておきたいですよね。経理の転職面接を成功させるためのポイントに絞って紹介していきますので、最後までご覧ください。
1.経理の転職面接での自己紹介の役割は?
「自己紹介って名前を言うだけなのに重要なの?面接を始める際のお決まり的なものなんでしょ?」と考えていませんか?
まずは自己紹介についてしっかり理解しましょう。
①自己紹介の役割
自己紹介には第一印象を決める大事な役割があります。
自己紹介では詳しい自己PRを行う必要はなく、あくまでも「面接を受ける私はこういう人物です」と1~2分程度で伝え、採用担当者にできるだけ良い印象を与えることで面接をスムーズに始めることが重要です。
面接の導入部分なので、ここですべてを伝えようとせず、第一印象重視で落ち着いて簡潔に伝えるようにしましょう。
②自己紹介と自己PRの違いを理解しよう!
上記で自己PRの必要はないといいましたが、「自己紹介」と「自己PR」の違いについて理解してますか?
●自己紹介 ➡ 職務経歴を中心に短く簡潔に伝えることがメイン
●自己PR ➡ 単に自分の情報を伝えるだけではなくアピールして売り込む
まずは「自己紹介=経歴説明」と理解いてください。アピールは自己PRに任せて、自己紹介では完結に職務経歴を中心に伝えることに集中しましょう。
2.面接官が知りたい自己紹介のポイント
自己紹介について理解できたところで、次に実際の面接で面接官があなたの自己紹介から知りたいポイントがどこなのか? ポイントは2つです!!
面接官の知りたいポイント2つ
1.社会人としての基礎スキルは良いか(コミュニケーション、マナー、印象等)
2.自分のことを話せる事前準備がしっかりできているか
これら面接官の知りたいことに答えるにはどうしたらよいかについて説明します。
①自己紹介で伝えるべきことのまとめ方(3つ)
面接官が知りたい2つのポイントについて、伝えるべきことを下記3つの観点から整理することをおすすめします。
- 最初に元気よく名前を言って挨拶から始める(初めに良い印象を与える!)
- 職務経歴を中心に1分程度で伝える(短く簡潔に!)
- 後で触れてほしい話を盛り込んでおく(自己PRに繋がる話しを盛り込む)
上記の3つの構成で、全体でも1~2分程度でまとめて伝えることができれば、自己紹介については合格点をもらえることでしょう。
②自己紹介での注意点(3つ)
自己紹介は面接で初めての面接官とのやりとりになる大事な1歩です。注意点として下記3つを上げておきますので覚えておきましょう。
注意事項(3つ)
- 面接は緊張するものと肝に銘じましょう
- 自分の発言が終わったら必ず「以上です」などで締め、面接官にボールを返しましょう
- 面接はあなたのプレゼンテーションの場ではありません。面接官と「会話する」ことを忘れないようにしましょう
特に3つめは、自分を知ってもらいたいという気持ちから長々と話しすぎないように注意してくださいね。面接官はすでにあなたの履歴書に目をとおしています。
面接官との会話のためにも、自己紹介は出来るだけ短く簡潔にし(1~2分)、第一印象を良く面接が始められるよう注意しましょうね!!
③(参考)自己紹介例文
今まで解説してきました面接官が知りたいポイントを盛り込んだ自己紹介の例文を1つ作っておきましょう。
1度時間を計りながら声に出して読んでみてください。 それではどうぞ!
(冒頭) たなかのと申します。本日は貴重なお時間をいただきまして 誠にありがとうございます。 経歴を中心に自己紹介いたします。 | (冒頭) ・挨拶・お礼
|
(職務経歴) 私は〇〇大学卒業後に新卒で〇〇株式会社へ入社し、営業職 として2年間、個人飲食店への飛び込み営業をしてまいりました。
その後、現在の〇〇業界一位であります株式会社〇〇で17年間 経理として一通りの経理業務を担当してまいりました。 現在は経理チームリーダーとして、先輩・後輩社員含めた10名の マネジメントをおこなっており、性格やキャリアビジョンの違う メンバーをモチベーション高く組織を1つの方向に向かわせる ことに日々奮闘しております。
現在のドメスティックな小売業の経理では経験できない、 海外取引や原価計算などの経理業務をぜひ経験したいと考えて おり、御社でそれができることに期待が膨らんでおります。
これら業務をしっかりと身につけ、将来的には数字に強い経営参謀 の役割を果たし活躍したいです。 | (職務経歴) ■過去 ・1つ目 ( 区切る ) ・2つ目
■現在 ※入社意欲
■未来 ・将来の姿 |
(結び) 自分の強みである上場企業で経験した決算・開示・税務申告といった 一通りの知識と経験、また、リーダーとしてのマネジメント経験を 存分に御社でも活かしていきたいと考えております。
本日はどうぞ、よろしくお願い致します。
以上です。 | (結び) 後で触れて ほしい強みを!
挨拶
「以上」 で締める |
いかがでしたか?声に出して読んでいただければわかりますが、緊張していない今ですと結構長いな・・・という印象ではありませんでしたか?
おそらくゆっくりと面接官に語りかけるように読んで1分30秒ほどだったと思います。
聞いている面接官のことも考え、どんなに長くてもこれくらいのボリューム内で自己紹介はまとめるようにしてくださいね。
3.経理の転職(自己紹介編) まとめ
今回は経理の転職面接時の「自己紹介」について面接官の知りたいポイントにフォーカスして解説しました。
面接時の自己紹介についての不安は解消されましたでしょうか。
簡単に今回の記事のポイントをまとめます。
1.経理の転職面接での自己紹介の役割は?
①自己紹介の役割
②自己紹介と自己PRの違いを理解しよう!
2.面接官が知りたい自己紹介のポイント
※知りたいポイント2つ
- 社会人としての基礎スキルは良いか(コミュニケーション、マナー、印象等)
- 2.自分のことを話せる事前準備がしっかりできているか
①自己紹介で伝えるべきことのまとめ方(3つ)
- 最初に元気よく名前を言って挨拶から始める(初めに良い印象を与える!)
- 職務経歴を中心に1分程度で伝える(短く簡潔に!)
- 後で触れてほしい話を盛り込んでおく(自己PRに繋がる話しを盛り込む)
②自己紹介での注意点(3つ)
- 面接は緊張するものと肝に銘じましょう
- 自分の発言が終わったら必ず「以上です」などで締め、面接官にボールを返しましょう
- 面接はあなたのプレゼンテーションの場ではありません。面接官と「会話する」ことを忘れないようにしましょう
③(参考)自己紹介例文
また、無料で転職情報をもらえる「転職エージェント」を利用して、自己紹介含めた面接対策をすることをおすすめします。
最低でも3社以上のエージェントに登録し、あなたの人生を左右する大事な転職に万全の体制でのぞみたいですね。
最低3社登録して比較をおすすめ!
登録する内容や職務経歴の棚卸し等は共通ですので、1社だけに登録するのは労力的にももったいないです。
エージェント会社のサービスや案件数の違い、担当アドバイザーとの相性もありますので、下記の中からできれば3社以上のエージェントに登録しておくことをおすすめします。
■経理特化型3社
■総合型3社
やはり次の職場を決める大事な転職活動ですし、1社だけ登録して終わりで後悔したくないですよね。
今回ご紹介の6社の中から自分のスタイルに合わせて選んでみてくださいね。
本記事が、あなたの新たな挑戦の一歩の手助けになれば幸いです。
【失敗しない経理の転職】おすすめエージェント6選~特化3社・総合3社~
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