そんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- 経理転職の際に求められるスキルについて解説します
- 転職先とのミスマッチによるスキル不足の悩みを解決します
実際僕も経理の転職経験者です。
また、採用側として面接官の立場も何度も経験しています。
本記事では、一部上場企業の経理経験17年の僕が「経理の転職で求められるスキル」についてまとめました。
どんなスキルを身に着けていたら転職に有利なのか知りたいですよね。
あなたの経理への転職活動が少しでも有利にすすめられるようしっかり解説しますので、最後までお付き合いください。
1.経理の転職に求められるスキルとは?
経理に求められるスキルとはどんなものなのでしょうか?「経理スタッフ」としてのスキルと「経理管理職」としてのスキルの2つに分けて解説します。早速みてみましょう。
①経理スタッフとして転職する場合に求められるスキル
経理スタッフとして転職する場合に求められるものは「即戦力」につながるスキルです。
わざわざ中途採用をしようと考えている会社の立場になれば想像がつくと思いますが、必要な業務の人員不足を社内で教育している時間がない・・・なんて時に中途採用を検討します。
■即戦力があると判断されるためのスキルの具体例
- 実務経験(スキルというからには最低でも2~3年の実務経験が必要です)
- 簿記2級(客観的に判断できるスキルが必要です)
- 会計ソフト・PCスキル(転職先の会計ソフトの操作経験がある等は有利です)
経理スタッフとして転職する際は、上記のような即戦力につながるスキルを身に着けることが大切です。
②経理管理職として転職する際に求められるスキル
経理管理職として転職する場合に求められるものは、経理の専門知識はもちろん、マネジメント能力やコミュニケーション能力といったスキルです。
管理職の中途採用を考えている会社は、社内に経理全般の知識を持った人材が「いない」もしくは「不足」しています。
しっかりした知識を持ってチームとしての経理をまとめ上げ、社内の他部署、会計士・税理士と言った社外の関係者の調整役を期待されるのは当然ですよね。
専門的知識については転職先の会社の大きさによって範囲も大きく変わってきますので、自分の知識の棚卸しをしっかりとすることが大切です。また、マネジメント能力やコミュニケーション能力は知識と違い、机上の勉強だけでは身に付かないスキルです。
経理管理職として転職する際は、上記のような知識や能力といったスキルを身に着けられるよう、転職前のうちから日々実践・経験することが大切です。
2.経理転職の面接時にスキル不足を痛感するケース
転職前の会社では十分なスキルと思っていたのに、転職面談時にスキル不足を痛感してしまうケースがあります。どういったことから起こるのかみていきましょう。
①会社の規模の違いによるもの
転職前の会社が大企業か中小企業かによってスキル不足を感じるケースがあります。
■経理スタッフ転職の場合
大企業は業務が細分化されていることが多く、担当業務については詳しいが他は・・・というケースが結構あります。このような場合、1人が幅広い業務を任される中小企業の転職ではミスマッチがおこり、スキル不足を感じるケースがあります。
■経理管理職転職の場合
管理職の場合も同じく、中小企業は広範囲なマネジメントを期待されることが多いので、経理スタッフの転職同様にスキル不足を感じるケースがあります。
転職前の会社が大企業か中小企業か、会社の規模の違いによってスキル不足を感じることがあるので注意が必要です。
②会社の環境や社風等によるもの
所属する会社の環境や社風等によってもスキル不足を感じるケースがあります。
例えば、経理スタッフにしろ、経理管理職にしろ
- 担当業務やマネジメントを任されてきた経験がどんな規模の大きさの会社だったか
- 社内の風通しはどうだったか
など、スキルの身に付き方は会社の環境や社風に少なからず依存しています。
このことにより「〇〇の経験があります!!」と自信を持って答えても採用会社の面接官には今ひとつ響かない・・・なんてことも。「前の会社ではできているのに・・・」と採用会社の望むスキルとのミスマッチによりスキル不足を感じてしまうケースがあるので注意が必要です。
3.経理転職の面接時スキル不足に悩まないための解決策
それでは、スキル不足で悩まないためにはどうしたらよいでしょうか?
①転職先の求めるスキルを把握する
まずは転職先の求めるスキルをしっかりと把握することが大切です。
スキル不足の悩みの発生は、往々にして転職先が求めるスキルとあなたが考えているスキルのミスマッチから発生しています。
転職先が経理業務全般の仕事を任せたいと思って中途採用の募集をかけているのに、ある分野に特化した業務に詳しいあなたが応募したとしたらどうでしょう。魅力を感じてもらえませんよね?
しっかり転職先の求めるスキルを確認し、あなた自身のスキルの棚卸しをしっかりしたうえで、ミスマッチがないか確認するようにしましょう。
②資格の取得
客観的に誰もがわかる知識の指標として「資格」を取得しましょう。
経験などと違い、資格の取得は客観的にあなたの知識レベルを相手にわかってもらえる武器になります。
■経理業務に関する主な資格
- 日商簿記
- 公認会計士
- 税理士
- BATIC(国際会計検定)
- FASS(経理・財務スキル検定)
- CIA(公認内部監査人)
- USCPA(米国公認会計士) etc.
経理業務に役立つ資格はたくさんありますので積極的にチャレンジしておきましょう。これにより、転職先企業が求めるスキルとのミスマッチを埋めることができます。
無料資料請求はこちら
※幅広い経理の資格取得の資料請求なら
>>資格の学校TAC
※CIA(公認内部監査人) USCPA(米国公認会計士)等国際経理資格取得の資料請求なら
4.経理転職の強い味方「転職エージェント」の利用でスキルマッチング
最後に転職活動の強い味方!転職エージェントの利用についてです。
①経理転職には転職エージェントを活用してスキルのミスマッチをなくそう
転職を思い立ったら転職エージェントを利用するのが一番です。
「転職先の求めるスキルと自分のスキルがマッチしているか自分ではなかなか判断がつかないよ~!」というかたも多いのではないでしょうか。
そんな時にとても強い味方になってくれるのが転職エージェントなんです。
無料で登録できて転職についてのいろいろな情報をもらえる上、あなたのスキルにマッチした企業を選んで紹介してもらえます。
これならスキルのミスマッチも減らせますね!転職エージェントを上手に活用することで転職を有利にすすめることができますよ。
②経理転職におすすめの転職エージェント
転職エージェントにもいろいろな種類があって、どれに登録すればよいか迷ってしましますよね?
本記事では私が本当におすすめできると感じた下記6社のエージェントをおすすめします。
※下記6社のうち最低3社登録することをおすすめします。
最低3社登録して比較をおすすめ!
登録する内容や職務経歴の棚卸し等は共通ですので、1社だけに登録するのは労力的にももったいないです。また、次の職場を決める大事な転職活動ですし、1社だけ登録して終わりで後悔したくないですよね。
エージェント会社のサービスや案件数の違い、担当アドバイザーとの相性もありますので、上記の中からできれば3社以上のエージェントに登録しておくことをおすすめします。
6社の中から自分のスタイルに合わせて選んでみてくださいね。
※上記6社について詳しく別の記事でまとめています。よかったらこちらもチェックしてくださいね。
>>【失敗しない経理の転職】おすすめエージェント6選 ~特化型3社・総合型3社~
⑤経理の転職で求められるスキルとスキル不足解決策 まとめ
今回は「経理の転職で求められるスキル」について解説しました。
あなたの経理転職のスキルに関する不安は解消されましたでしょうか。
転職にはやはり準備が大切です。
資格の取得や転職エージェントとの相談など、今できる準備をしっかりすることで有利に転職活動をすすめることが可能です。
でも、ここまで読んでもなかなか行動に移せる人って少ないんですよね。。。
このページを閉じる前に資格取得を検討することや転職エージェントに登録してみる等、まず行動から始めましょう!
無料資料請求・無料登録はこちら
■資格
>>資格の学校TAC
■転職エージェント
>>【管理部門特化型エージェントNo.1のMS-Japan】
>>doda
>>パソナキャリア
あなたが本記事を読んですぐに行動することで、少しでも良い転職活動となるお役に立てたら嬉しいです。